2025年、日本史上初の女性内閣総理大臣が誕生し、その内閣で財務大臣を務めるのが片山さつきさんです。
東京大学を卒業後、大蔵省(現在の財務省)でキャリアを重ね、政治家へと転身。
これまでに大臣職を歴任し、女性リーダーの象徴として注目を集めてきました。
一方で、プライベートでは2度の結婚と1度の離婚を経験しており、「片山さつきさんに子供はいるのか?」といった点にも関心が高まっています。
そこで今回は、片山さつきさんの子供に関する実際の情報や背景、そしてその経験がどのように彼女の政治信念につながったのかを詳しくお伝えします。
片山さつきに子供はいない。27歳結婚も29歳離婚!31歳で見つけた人生の伴侶

引用元:自由民主党HP
●名前 片山さつき (かたやまさつき)
●生年月日 1959年5月9日生まれ ※2025年現在66歳
●出身地 埼玉県浦和市(現・さいたま市浦和区)
●出身校 東京大学法学部卒業 フランス国立行政学院修了
幼少期から「神童」と呼ばれた片山さつきさんは、東京教育大学付属高校(現・筑波大学附属高校)を経て東京大学法学部に現役合格。
卒業後は大蔵省(現・財務省)に入省し、女性官僚が少なかった時代に頭角を現しました。
27歳でお見合い結婚も半年で別居

引用元:月刊「事業構想」
27歳のときに当時東京大学助教授だった舛添要一氏さんとお見合い結婚を果たしました。
エリート同士の結婚として当時は注目を集めましたが、わずか半年で別居、そして29歳のときに離婚しています。
片山さん自身も、公式サイトの中でこう語っています。
仕事との両立が条件の見合い結婚でしたが、実際は私の仕事をまったく理解してもらえず、価値観が合わないまますぐ離婚。
引用元:片山さつきオフィシャルサイト
大蔵省で多忙な日々を送っていた片山さんにとって、当時の官僚社会は“私生活を犠牲にして働くのが当然”という環境。
結婚生活との両立は難しく、結果的に別々の道を歩むこととなりました。
31歳で再婚し、ようやく見つけた“本当のパートナー”

引用元:片山さつきオフィシャルサイト
離婚から2年後、31歳で現在の夫の片山龍太郎さんと再婚しました。
片山龍太郎さんは企業経営者・投資家として活躍する人物で、片山さつきさんの政治的活動にも深い理解を示しています。
「自然な恋愛結婚ができて、人生がやっと始まった」と語る片山さつきさん。
再婚は難しいだろうと諦めていた頃、今の夫と再婚して、やっと私も人並みに自然に恋愛結婚できました(笑)。31歳でした。そのときから人生が始まった感じ。
引用元:美ST
結婚30周年には「真珠婚カップル」に選ばれるなど、公私ともに支え合う理想的な関係を築いています。
片山さつきが子供を望んで挑んだ4年間の壮絶な不妊治療
38歳から始めた20回の人工授精と流産の苦しみ

引用元:AERA DIGITAL
片山さつきさんは再婚後も強く「子どもがほしい」という願いを抱き、38歳から不妊治療に取り組みました。
ですが、人工授精や体外受精を20回ほど試みたものの、なかなか結果が出ませんでした。
着床しても流れてしまう日々が続き、最終的に超早期流産を繰り返すことになります。
42歳まで不妊治療を続けるも治療を断念

引用元:時事ドットコム
42歳まで不妊治療に取り組んだ片山さつきさんは、残された手段が代理出産しかないと告げられ、夫婦でじっくり話し合った末、治療を断念しました。
当時の心境について雑誌のインタビューで「涙が涸れ果てるまで泣いた」と語り、母になれなかった苦しみを明かしています。
涙が涸れ果てるまで泣いて、子どものいる人生を諦めました。
引用元:美ST
しかし、深い喪失感を味わったことで、片山さんは自分の人生を改めて見つめ直しました。
片山さつきは子供を持てなかった経験が政治信念へ

引用元:X
片山さつきさんは、子供を授かれなかった現実を「一度死んだ位の挫折感」と語っています。
どうしても子どもが欲しかった私はそこで一度死んだ位の挫折感
引用元:片山さつきオフィシャルサイト
子供を持てなかったことが一番の心残りと後に語るほど、人生最大の挫折を味わいました。
しかし、その想いを個人的な悲しみで終わらせず、社会の子供たちの未来を守ることへ変えました。
「これからの人生は日本中の子どもの将来のため、即ち国家国民のために生き、尽くそう」と思い定めました。
引用元:美ST
子どもを持てない分、一層仕事に打ち込み、世のため人のためになる法律や制度を残すことを決意し、政治の世界での活動を本格化させていきました。
2025年財務大臣として新しいステージへ

引用元:美st
2005年には衆議院議員に初当選、参議院議員としても比例区から当選を重ねている片山さつきさん。
この20年で、自民党内では副幹事長、金融調査会長、党税制調査会副会長などを兼任し、2025年には財務大臣に就任するなど、政策の中核を担う立場へと至っています。
母になる夢は叶わなかったものの、片山さつきさんはその想いを“日本の子どもたちの未来を守る力”へと変えてきました。
財務大臣としての新たなステージに立ち、これまでの経験を活かして、より良い社会づくりにどんな形で挑んでいくのか、その活躍から目が離せませんね。

